大人のプレミアムサルーンBMW 5シリーズで、風光明媚な「海の京都」を巡る旅に出た。目指す宮津・天橋立は、近年、京都縦貫自動車道が全線開通し、利便性が飛躍的に向上した。上質な走りが身上のBMW 523i M Sportだけに、その旅路は快適この上ないものだった。

BMW 523i M Sportに乗り、京都市内から京都縦貫自動車道を走ること約2時間。天橋立は太古から変わらない優美な姿で佇んでいた。そこは陸奥の松島、安芸の宮島と並び、日本三景のひとつに数えられる景勝地。その美しさは清少納言の『枕草子』に「海は水うみ(琵琶湖) 与謝の海(天橋立のある阿蘇海) かわふちの海(一説に大阪湾とも)……」と記されたほどである。

同じ京都でも日本海に面した一帯が「海の京都」と呼ばれるのはこうした由緒があるためだ。約3.6kmにわたって続く美しい松林の中を、優しい海風を受けながらのんびり散策する。ゆったりと時間が流れているように感じられた。

天橋立はやはり高台からの眺めが美しい。周辺にはビュースポットがいくつかあるが、一番のおすすめは「天橋立ビューランド」だ。海抜約130mの山頂まではリフトかモノレールを利用するため、BMW 523i M Sportは麓の駐車場でしばらく休ませて、山頂を目指す。山頂から眺める天橋立は「飛龍観」といわれ、龍が天から降りてくる姿を彷彿させ、美しい天橋立を楽しむことができる。そして、挑戦したいのがご当地名物「股のぞき」だ。大きく開いた足の間から覗き込むことで天地が逆になり、龍が天へ舞い上がるように見える。天橋立ビューランドには遊園地やレストランも併設されているので、時間が許す限り楽しみたい。

宮津では「文殊荘 松露亭」に部屋を取ってある。風情のある数寄屋作りの宿に、精緻な仕立てのBMW 523i M Sportがよく似合う。

宮津の名刹である知恩寺の茶屋通りに面した山門を右に逸れ、小路を進んだ奥に松露亭はある。海に突き出た半島の突端にひっそりと佇む小亭だ。宿名は作家の藤本義一氏が「天の橋立の松の葉先に結ぶ露、旅の宿で人の結ぶ縁の深まりに思いを寄せる」の言葉から命名されたものだとか。

部屋からは静かな阿蘇の海と天橋立の松林を望むことができる。パートナーとともに部屋でゆったりくつろぎ、温泉に入るなどして旅の疲れを癒した。

翌朝、波穏やかなリアス式海岸の景観を楽しみながらBMW 523i M Sportを走らせた。入り江に沿って曲がりくねった道を駆けぬける軽快さは、さすがBMW。それでいて静粛性も高く、乗り心地もフラットだから極めて快適で、助手席に座るパートナーとの会話も弾む。

宮津市街を通る国道178号線沿いにある寿6司屋「小銭寿司」に立ち寄った。車で走っていると見逃してしまいそうな店構えだが、名物「いわし鮨」で知られる名店だ。握りたての寿司をカウンターで食す。新鮮な真いわしにうす塩をあて、酢で締めた寿司はネギの食感とともに爽やかな風味が口の中に広がる。いわしは酢でしめてあるので土産物にも適している。土産物に喜ばれること請け合いだ。

今までとは違った一面の京都を楽しむことができた今回の旅。次はどんな京都に出会えるのだろうか。

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